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2018.11.14〜25 企画展「天幕の見世物小屋、サーカスの時間」

企画展
「天幕の見世物小屋、サーカスの時間」本橋成一資料コレクションを中心に

写真家・映画監督の本橋成一(1940年-)は、1968年「炭鉱(ヤマ)」で
第5回太陽賞受賞以来、サーカス、上野駅、屠場、築地魚河岸、
大衆演劇など市井の人びとの営みを写真に撮り続けてきました。
1990年以降は、チェルノブイリ原発事故とその被災地ベラルーシへ通いながら、
汚染地帯で暮らす人びとをテーマに、社会の基底にある人間の営みの豊かさを記録しています。
なかでも、1970年代には日本のサーカス、1980年代には韓国のサーカスを訪ねて歩きまわり、
のちに写真集『サーカスの時間』(初版1980年、新版2013年)、
『サーカスが来る日』(初版1989年、新版2000年)を制作。
サーカス団員全員が、家族として仮設小屋で寝食を共に過ごし、開演すれば、
舞台で命がけの芸をみせて脚光をあびる彼らの姿。丸太を組んで数百人収容の
天幕の小屋を建てる光景── そうした、今はなきサーカス一座で生きる人びとの側に、
カメラは向けられています。
本展は、本橋成一がサーカスを取材し、収集してきた「本橋成一資料コレクション」を中心に、
サーカスゆかりの関係者の協力を得て、さながら、渡り鳥のようにさすらい巡業の旅をくり返し、
またやって来る「天幕の見世物小屋」、サーカスの記録を紹介します。
■期間:2018年11月14日(水)〜11月25日(日)
連日11:30〜21:00(※17日のみ16時まで)20日(火)休
【関連イベント】
第20回 2018年度 見世物学会総会
「見世物としてのサーカス」
登壇者
● 本橋成一(写真家・映画監督)
● 鵜飼正樹(学会会長)
ほか学会諸氏
■日時:2018年11月17日(土)17:00開場/17:30開始〜19:30(予定)
■料金:[一般]資料代2,000円※別途ドリンク代500円をお支払い頂きます
■予約: email)xp3n-mjm@asahi-net.or.jp(見世物学会事務局 真島)
●タイムスケジュール
17:30 学会総会、会計報告(約10分)
17:40 特別対談「見世物としてのサーカス」 スライド上映などあり
19:30 終了
企画:見世物学会、ポレポレタイムス社