白崎映美atポレポレ坐「ふるさとから上野をうたう」
山形・酒田からガタゴトと列車に揺られ、上野駅にひとりの女が降り立った。
不安を胸に抱いた東京暮らし。ふと思い出すふるさとのこと。
そんなとき、上野駅を通りかかると、行き交う人の姿には、
ふるさとの息づかいがあり、歌があった。
あれから幾年月…。いつしかその歌は、ふるさとと私をつなぐ応援歌となった。
上野駅の幕間に流れていた歌たちを白崎映美が歌い、坂本弘道(チェロ)、
服部夏樹(ギター)、山口とも(パーカッション)とともに贈る贅沢すぎる一夜。
30年ぶりに新装改訂版が刊行となった本橋成一写真集『上野駅の幕間』とのコラボレーション企画。
見逃すことなかれ!
■日時:2013年2月23日(土)18:30open/19:00start
■出演者:白崎映美(歌)、坂本弘道(チェロ)、服部夏樹(ギター)、山口トモ(パーカッション)
■料金:予約3,500円/当日4,000円(ワンドリンク付) *本橋成一写真集「上野駅の幕間」付予約7,500円
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp
■演奏予定曲:あゝ上野駅、星影のワルツ、月夜のらくだは泣いてるだろか 他、昭和歌謡、東北民謡多数。
★白崎映美(歌)
山形県酒田市出身。”上々颱風”(しゃんしゃんたいふ〜ん)のヴォーカル。
上々颱風は、アジアを中心に世界各国のサウンドと芸能の要素を取り入れた音楽集団。
90年デビュー、91年にJAL沖縄キャンペーンのCMソング「愛より青い海」が大ヒット。スタジオジブリの映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の音楽のほか、木の実ナナ主演ミュージカル『阿国』では、初演以来音楽を担当するだけでなく生演奏で参加、お宮役での出演もしている。
ライブではMCも務め、そこで飛び出す庄内弁や圧倒的なパフォーマンスは観客を巻き込みより一層ライブを盛り上げる。ヴォーカリストとしても様々なジャンルのアーティストと共演し、シンディ・ローパーのアルバム「Sister of Avalon」にもゲスト参加している。また上々颱風初の絵本「ハラホロの涙〜ハラホとヒレハの物語〜」(ランダムハウス講談社刊)では、文を担当するなど多才さを発揮。現在、NHK山形のテレビ番組「今夜はなまらナイト」にレギュラー出演のほか、いろいろなスタイルでのソロ活動展開中。
★坂本弘道(チェロ)
チェロから火花を出す演奏に代表される奇想、切なく美しい楽想、百戦錬磨のインプロヴァイザー。2008年ソロ公演では演奏中にチェロを燃やすというパフォーマンスを敢行。パスカルズなどのバンド活動、荒井良二、U A 、遠藤ミチロウ、川上未映子、久住昌之、巻上公一、松田美由紀ら多種多彩なアーティスト、
ジャンルとの共演、音楽ドキュメンタリー映画「We Don’t Care About Music Anyway」(2009年仏)出演、2011年コクーン歌舞伎「盟三五大切」、2012年劇団昴ザ・サード・ステージ「暗いところで待ち合わせ」、結城座・江戸糸あやつり人形芝居「ミス・タナカ」など舞台の作曲・生演奏、テラヤマ見世物ミュージカル「地球_空洞説」音楽監督、2011年アート・アニメーション界最大の話題作「緑子/MIDORI-KO」の音楽制作等々、神出鬼没の活動を国内外で展開中。先鋭的音楽フェスティバル「JAZZ ART せんがわ」プロデューサー。
★服部夏樹(ギター)
1961年頃東京生まれ、湘南育ち。ギタリスト。映画館が好き、銭湯が好き。現在はラブジョイ、ジンタらムータ等に参加。
★山口とも(パーカッション)
日本廃品打楽器会長。軽金属・不要品打楽器奏者
プロフィール・ノーマルなパーカッション類の他、日夜音の出そうな燃えないゴミを収集、加工しては楽器を作っている。ゴミに命を吹き込みもう一度この世を全うさせているNHKドレミノテレビの太鼓のお兄さん。譜面が読めなくとも音楽は出来るをもっとうに驀進中!
なんちゃって写真家でもある。