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2014.2.12.三上敏視のお神楽ナイトVol.17 〜せり歌〜VJ&ミニライブ

三上敏視のお神楽ナイトVol.17 〜せり歌〜ビデオジョッキー&ミニライブ
「神楽は演者と観客が分かれているものがほとんどだが、中には見ているものたちが囃すことによって盛り上がる”参加型神楽” もある。
その中でも「せり歌」「ごやせき」「ぜぎ歌」「囃し歌」などと呼ばれる歌があるのが宮崎の夜神楽で、中には歌垣の要素が垣間見えるところも。
ただ、最近はこの「せり歌」がでなくなってきたということで、歌える人がいるうちにということで6月に伝承音楽研究所として取材に行ったのだが、何ヶ所かで「復活させましょう」ということになり、またこの冬その確認に行ってきた。
今回は宮崎を中心に観客の歌を通して神楽の魅力を伝えます。」 三上敏視
■日時:2014年2月12日(水)18:00open / 19:00start
■出演:三上敏視
■料金:予約2,000円/当日2,300円(+要ワンオーダー)*お食事のメニューがあります。
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)E-mail : event@polepoletimes.jp
三上敏視(みかみ としみ)
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。
1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。
93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。
95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。
日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、
その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと
01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。
その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、
09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、
初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。
神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。
映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。
現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を
中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活
動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作
品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
多摩美術大学美術学部非常勤講師、
同大芸術人類学研究所(鶴岡真弓所長)特別研究員。
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                           写真:白石ちえこ