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2018.11.30 「サーカスの一夜」玉井康成(ダンス)×望月正人(音楽)×中野真典(絵)

中野真典 作『旅芸人の記録』(くちぶえ書房)出版記念
「サーカスの一夜」
玉井康成(ダンス)×望月正人(音楽)×中野真典(絵)

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大おんなは ぎゅううっと おちちを しぼりだしました。
ぽたり ぽたり
なにもない ひろい荒野に ぽたり ぽたり
したたりおち、 やがて テントが たちました。
『旅芸人の記録』より
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■日時:2018年11月30日(金)18:30開場 / 19:00開演
■入場料:予約2,000円/当日2,300円  (+ワンドリンク500円)
■予約先:03-3227-1445 Mail:polepoleza@co.email.ne.jp(ポレポレ坐)
当日は絵本を先行販売いたします。
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『旅芸人の記録』出版にあたり
幼い頃から、モノを拾う癖が ある。
だれのコートか、スカートか。 とれたボタン。
変てつもない石ころ。木片、ビー玉、パチンコ玉……おもいだすと、きりが無い。
なんだか”イケナイコト”をしている気分、
になりながら、そいつをポケットに仕舞い込む。
内に手をいれ、指でコロコロ、たしかめる。
誰も、いないところでそれを、取りだす。
その”モノ”は、異彩を放つ、
そしてはじめて、”出合う”のだ。
たしかに、ここに在る。
そう、おもえるのだ。
玉井さんとは、僕が19か20歳の頃、であった。
山梨県北巨摩郡白州町(当時の)。
もう随分、あっていない。20年程経ったろうか
この本の出版が決まり、縁深い、ポレポレ坐での
イベントが決まった。
玉井さんのことが、風に運ばれくる……
玉井さんに踊ってほしい。
2018年11月30日
僕は、はじめて”玉井康成” と、出合う。
中野真典
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■プロフィール
ダンス 玉井康成
1962年東京生まれ。87年より北杜市白州町に移住。舞踊活動と農業に従事する日々を送る。
国内外での公演多数。白州では養鶏、稲作、畑作に取り組む。
1996年、2005年ソロリサイタル「山上のドン・キホーテ」(草月ホール)、
2006年、2007年、チェコの名優ヴラジミール・ヤヴォルスキーと「ドン・キホーテ」を再演(プラハアルカシアター)。
2012年「水と土の芸術祭」新潟。2013年ソロ公演+WS(パリ)、
2014年「NOT AWAY」(ロスアンゼルス エレクトリックロッジ)他。
音楽 望月正人
山梨県出身。オーストラリアの先住民族アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥの演奏者。
自身のバンド「アカシア」での演奏を中心に、他のジャンルとのセッションも行っている。
活動、玉井康成(ダンサー)と6時間半の即興DUOライブ。
新潟県で行われた、「水と土の芸術祭」に出演など。
絵 中野真典
1975年兵庫県生まれ。大阪芸術大学在学中、映画を観たり、学童保育で子どもと遊んだりして過ごす。
ダンサーをはじめさまざまな表現者と寝食をともにした夏の日や、シベリア鉄道に乗ってチェコを目指した冬の日もある。画家・絵本作家としての作品、個展多数。http://www.nakanomasanori.com/
■中野真典 作 絵本『旅芸人の記録』
2018年12月初旬 くちぶえ書房より刊行予定
装丁:名久井直子
1000部限定・エディションナンバー付
日英バイリンガル 予価2,400円
■関連企画
中野真典個展「旅芸人の記録」
12月6日(木)~24日(月) 荻窪・本屋Title2階ギャラリーにて開催
水曜・第3火曜日休み 最終日は19時にて終了
作家在廊日は、お店のウェブサイトを確認のうえご来場ください
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