テーマ
主体の後に誰が来るのか?-クロストーク臨床知×人文知
■出演者
藤山直樹・松本俊彦・與那覇潤・山崎孝明(敬称略)
■概要
グローバル資本主義と情報革命が浸透し、人々をつなぎとめていたコミュニティは姿を変え、誰もが同じように成熟する普遍的なライフサイクルが意味消失した「後期近代(late modernity)」。加速する個人主義は自由を保障するが、それと引き換えに過重な自己責任も科される後期近代のなかで、アイデンティティの在処も物理的な居場所も失われた不安は増大し、心をケアするサイコセラピーへの期待もますます高まっているかに見える。
ではサイコセラピーは、ユーザー/クライエントに何を提供できるのか? とりわけフロイトの名の下に無意識の措定によって主体を解体した精神分析は、今この時代ゆえのアクチュアリティを発揮できるのか? 後期近代においてますます問われる「主体」の謎は、局地戦では攻略できない。臨床知と人文知が織り成す「臨床人文主義」だけが、この壮大な問いに正面から対峙できる。
『臨床心理学』増刊第18号「精神分析はたのしい――人文知との邂逅・民主化の未来」の刊行を記念して、後期近代における主体の在処をめぐるクロストークを開催します。出演者は、藤山直樹さん(精神分析家)、松本俊彦さん(精神科医)、與那覇潤さん(歴史家)、そして山崎孝明さん(心理士)。精神分析、依存症、歴史学、当事者経験など、出演者それぞれ独自の観点から「主体」についてオープンに語り合う、ハイブリッド型(対面+オンライン)トークイベント。
ケアとセラピー、個人とつながり、そして精神分析に関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます。ぜひふるってご参加ください。
■開催日時
対面・ライブ配信視聴:2026年9月28日(月)19:00~ 21:00
当日会場にて「臨床心理学増刊第18号 精神分析はたのしい」他関連書の販売を予定しております。
アーカイブ:10月5日(月)10:00~10月31日(土)まで
(アーカイブはPeatix視聴ページよりご覧いただきます。)
■申込・イベント詳細
Peatixよりお申込み頂けます。
https://kongoshuppan20260928.peatix.com/view
■チケット
対面(ワンドリンク付):4,000円[消費税込]
オンライン視聴:2,500円[消費税込]
オンライン視聴+『臨床心理学増刊18号』1冊:5,100円[消費税込]
*対面・オンライン共にアーカイブ付き
*オンラインチケットは開催後のお申し込みも可能です。
対面チケット購入期限:2026年9月27日(日)まで
※ATM・コンビニ払いの場合、2026年9月26日(土)まで
オンラインチケット購入期限:2026年10月29日(木)まで
※ATM・コンビニ払いの場合、2026年10月28日(水)まで
■キャンセルについて
お申込み後のキャンセル、返金についてはお受けいたしかねますのでご了承ください。
■当日のオンライン配信の視聴方法
Zoomによるライブ配信
Peatixのイベント視聴ページ内よりご覧頂けます。
視聴方法は、Peatixヘルプページの「オンラインイベントに参加する」(下記URL)をご参照下さい。
URL:https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587
■アーカイブ配信の視聴方法
Vimeoストリーミング配信
Peatixのイベント視聴ページ内よりご覧頂けます。
視聴方法は、Peatixヘルプページの「オンラインイベントに参加する」(下記URL)をご参照下さい。
URL:https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587
■出演者略歴
◆藤山直樹
精神分析家、精神科医。個人開業、日本精神分析協会訓練分析家、小寺記念精神分析研究財団理事長。主著|『精神分析の深みへ』(金剛出版・2025)、『落語の国の精神分析』(みすず書房・2012)、『精神分析という語らい』(岩崎学術出版社・2011)、『集中講義・精神分析[上・下]』(岩崎学術出版社・2008/2010)、『精神分析という営み』(岩崎学術出版社・2003)、『続・精神分析という営み』(岩崎学術出版社・2003)、『精神分析のゆくえ――臨床知と人文知の閾』(共編著・金剛出版・2022)ほか。
◆松本俊彦
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長。精神科医。
主著|『身近な薬物のはなし――タバコ・カフェイン・酒・くすり』(岩波書店・2025)、『誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論』(みすず書房・2021)、『薬物依存症』(筑摩書房[ちくま新書]・2018)、『自分を傷つけずにはいられない――自傷から回復するためのヒント』(講談社・2015)、『よくわかるSMARPP――あなたにもできる薬物依存者支援』(金剛出版・2016)、『薬物依存臨床の焦点』(金剛出版・2016)、『薬物依存とアディクション精神医学』(金剛出版・2012)ほか。
◆與那覇潤
歴史家・評論家。博士(学術)(東京大学)。
主著|『なぜ「まちがえた」と言えないのか』(東洋経済新報社・近刊)、『江藤淳と加藤典洋――戦後史を歩きなおす』(文藝春秋・2025)、『過剰可視化社会――「見えすぎる」時代をどう生きるか』(PHP研究所[PHP新書]・2022年)、『平成史――昨日の世界のすべて』(文藝春秋・2021)、『歴史なき時代に――私たちが失ったもの取り戻すもの』(朝日新聞出版[朝日新書]・2021)、『知性は死なない――平成の鬱をこえて』(文藝春秋・2018/文春文庫・2021)、『中国化する日本――日中「文明の衝突」一千年史』(文藝春秋・2011/文春文庫・2014)、『帝国の残影――兵士・小津安二郎の昭和史』(NTT出版・2011年/文春学藝ライブラリー・2022年)
◆山崎孝明
こども・思春期メンタルクリニック。臨床心理士・公認心理師。博士(心理学)(上智大学)。
主著|『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』(金剛出版・2024)、『精神分析の歩き方』(金剛出版・2021)、『心と社会を描く方法――臨床エスノグラフィー序説』(共編著・金剛出版・2026[近刊])、『POST(精神分析的サポーティブセラピー)を描く――さまざまな現場・対象における実践』(編著・日本評論社・2025)、『週1回精神分析的サイコセラピー――実践から考える』(共編者・遠見書房・2024)、『精神分析的サポーティブセラピー(POST)入門』(共著・金剛出版・2023)ほか。
■〈免責事項〉
主催者を除き、本講座の参加者による撮影・録音等は一切禁止させていただきます。また、主催者側が録画した内容につきましては、受講者が特定できないように画像処理を施した上で録画配信や広報に使用する場合があります。
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■主催 株式会社 金剛出版