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2024.7.27 Cinema DoDuk 第一回 企画 特集「パーティー前夜」

Cinema DoDuk 第一回 企画
特集「パーティー前夜」
『パーティー51』×『これは君の闘争だ』2本立て上映

■日時:2024年7月27日(土)
受付・開場 17:00
開映 17:30(~19:11)『パーティ51』
19:20(〜20:53)『これは君の闘争だ』

※上映後、トークショーを開催予定です。
詳細は後日SNS等で発表いたします。

■料金2,000円+ドリンク代500円(一日通し・当日券のみ)

■予約 *事前予約優先
ご予約フォームURL
https://docs.google.com/forms/d/1SUYqRiTTTCmgONegeMy4OV6B2SY4n0oHmmbZ2WX6ox4


[上映に先がけて]

文科省前の掲示板に【FREE GAZA】の文字をグラフィティしたことにより1人のアーティストが不当逮捕された。

この件に対してネット上で「迷惑をかけるな」という言葉が多く投げられた。この価値規範に縛られているのは右派だけではない。私が大学生の頃に参加したデモでは夜中になると「近隣の住民の迷惑にならないようにみなさん今日は帰りましょう」と SEALDs が呼びかけていた。また現在でも「迷惑をかけないデモ」を強調するリベラルは少なくない。
人々がなぜそこまで迷惑を恐れるのか。それは迷惑の先にこそ変化があると知っているからではないだろうか。

今回上映する作品はそれぞれ韓国とブラジルで行われた、若者たちによる闘いを記録した2作品だ。「迷惑をかけるな」と言われようが歌い踊りつづけ、決して騒ぐことをやめない人々の姿がそこにはたしかに映し出されている。社会の暴力に対し、人々は勝利の祝宴が催される未来を熱望しながら、祭りを行うかのように音楽を武器に闘っている。生きる選択をしたことは素晴らしいと心から言い切るため、時に繊細に、時に野蛮に自らの姿を社会に晒し出す。

わたしたちCINEMA DoDukは観客、そして私たち自身が社会に堂々と迷惑をかけることを実現するためにアジテートを行う。この上映会は目的ではない。これから私たちが催すべき、迷惑なパーティーのための準備過程だ。優等生たちと敗北のノスタルジーを肴に飲むのはもう飽きた。派手に騒いで勝利の祝宴を。


[上映作品]

①『パーティー51』

韓国の音楽文化の聖地、ソウル・弘大(ルビ:ホンデ)。年々ライブハウスの数は減少し、2010年にさしかかると、加速する再開発によって家賃が高騰。貧困に直面するインディー音楽家たちが出逢ったのは、立ち退き拒否で立てこもりを続ける食堂「トゥリバン」の店主夫妻。ともに強制撤去に抗い、来たるメーデー120周年の日、参加バンド51組超えのフェスを開催した——群衆、絶叫、爆音で鳴らしまくる音楽! 小さな食堂が生んだ“ウッドストック”さながらの狂熱は、作家に映画人までをも巻き込んで、社会を底から揺らしだす。労働者たる音楽家たちとうどん屋の1年半に及ぶ共闘の記録。

韓国/2013/韓国語/カラー/Blu-ray/101分
監督:チョン・ヨンテク
製作:51+ film
配給:Offshore

②『これは君の闘争だ』

マイクチェックから始まるこの映画は、2010年代を生きるブラジルのティーンたちによる力強いスピットのリレーで語られる抵抗の記録である。カメラが捉えるその自律的空間は、学生運動の場というよりも熱を持ったクラブのフロアに近い。公共交通機関の値上げや学校再編といった身近な問題から、貧困、性差別、人種差別、独裁、極右政権の誕生などの様々な社会問題に対して、仲間とともに真正面から思考し抗うその姿は、荒削りながら観る者に瑞々しいパッションと社会への関心を呼び戻してくれる。
社会は本来誰のものだ?薄汚い政治家や資本に毒されたダサい大人のものではない。
私たちのものであり、君のものである。

ブラジル/2019/ポルトガル語/カラー/Blu-ray/93分
監督、脚本:エリザ・カパイ
撮影:エリザ・カパイ、ブルーノ・ミランダ
編集:リザ・カパイ、ユリ・アマラウ
音楽:Décio 7
ナレーション:ルカス・“コカ”・ペンチアド、マルセラ・ジェズス、ナヤラ・スーザ
音響:Confraria de Sons & Charutos
プロデューサー:マリアナ・ジェネスカ
配給:太秦


■主催:Cinema DoDuk
■素材・画像提供:太秦、Offshore
■問い合わせ TEL:080-1833-4688 E-mail:cinema.doduk@gmail.com(担当・相原)