「ゼロから始める、契約書の読み方講座〜映画スタッフ編〜」
■日時:2024年2月10日 (土) 18:30開場 / 19:00 – 20:30
■参加費:無料
■申込先:https://jfp-contract24-04.peatix.com/
「契約書って難しくてよく分からない」
「渡された契約書に納得できないけど、どう交渉したら良いか分からない」
「そもそも契約書がどういう仕組みで、何ができて、何ができないのか知りたい」
これらの声にお応えし、専門の弁護士による対面研修会を開催!「弁護士の話は難しくて分からない」という方も大丈夫。多様な映画関係者が聞き手として登壇します。本事業で作成する「契約書ひな型」や「解説冊子」も無料配布し、それらをもとに分かりやすく解説いたします。
■本研修会は、ワークショップ形式のため、参加者も実際に自分の契約書を作成するワーク等がございます。可能な範囲でご参加ください。
■全回定員有り。定員に達し次第、参加申し込みを終了します。
■全5回、聞き手は異なりますが、同じ内容の研修会となります。より多く方々にご参加いただくため、複数回の参加はご遠慮ください。
■各回終了後は会場をそのまま開放し、交流会も開催します
講師:長澤哲也(弁護士・弁護士法人大江橋法律事務所 パートナー弁護士)
主著として、『優越的地位濫用規制と下請法の解説と分析〔第4版〕』(商事法務、2021 年〔初版2011 年〕)、『独禁法務の実践知』(有斐閣、2020 年)。文化庁 文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けた検討会議 委員。
聞き手:山中瑶子(映画監督)
1997年生。初監督作品『あみこ』がPFFアワード2017で観客賞を受賞。翌年、20歳でベルリン国際映画祭に招待され、長編映画監督の最年少記録を更新した。主な監督作に、オムニバス映画『21世紀の女の子』の一篇『回転てん子とどりーむ母ちゃん』(2019年)、『おやすみ、また向こう岸で』(2019年)、『魚座どうし』(2020年)など。
聞き手:金子由里奈(映画監督)
1995年生まれ、東京都出身。立命館大学映像部在学中に映画制作を開始。山戸結希 企画・プロデュース『21世紀の女の子』(2018年)公募枠に約200名の中から選出され、伊藤沙莉を主演に迎えて『projection』を監督。また、自主映画『散歩する植物』がPFFアワード2019に入選し、香港フレッシュ・ウェーブ短編映画祭でも上映される。初長編作品『眠る虫』(2020年)は、MOOSIC LAB2019においてグランプリに輝き、自主配給ながら各地での劇場公開を果たした。
本事業は文化庁委託事業として、文化庁が公表した「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」に基づいて、有識者と共に制作しています。2024年秋以降、フリーランス新法が施行されます。発注者は、スタッフに業務委託をした場合、直ちに、業務内容、報酬額、支払期日その他の事項を、書面または電磁的方法で明示しなければ、フリーランス新法違反となってしまいます。
発注者と受注者に、正しい知識がなければ、内容の分からない書類に印鑑を押すだけになってしまい、正しい契約や交渉はできません。
発注者・受注者ともに、契約交渉の際には本事業のコンテンツをぜひご活用ください
契約書ひな型や役立つ情報などは、以下リンクから順次公開
https://jfproject.org/contract
主催:文化庁(令和5 年度「芸術家等実務研修会」)
事務局・企画・運営:一般社団法人Japanese Film Project
協力:(協)日本映画監督協会、(協)日本映画撮影監督協会、(協)日本映画・テレビ照明協会、(協)日本映画・テレビ録音協会、(協)日本映画・テレビ美術監督協会、(協)日本映画・テレビ編集協会、(協)日本映画・テレビスクリプター協会、(協)日本シナリオ作家協会、日本映画大学
監修:長澤哲也(弁護士・弁護士法人大江橋法律事務所 パートナー弁護士)
有識者:神林龍(労働経済学者 / 武蔵大学経済学部教授)
イラスト:クラーク志織
全体デザイン:鈴木規子