2024.10.4 山崎孝明=著『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』刊行記念トークセッション
■テーマ
「心の臨床の思想とはいかなるものか――観光客と村人で語り合う」
■登壇者
東浩紀(ゲンロン/批評家・作家)
東畑開人(白金高輪カウンセリングルーム/心理士)
山崎孝明(こども・思春期メンタルクリニック/心理士)
■トークセッション概要
2024年8月に『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』(金剛出版)を上梓した山崎孝明氏、臨床心理士の東畑開人氏、そして批評家・作家の東浩紀氏による新刊刊行記念トークイベントを開催いたします。
テーマは「心の臨床の思想」。新著『当事者と専門家』で、心理職が専門家として在るためには何が求められるのか、そして、心理臨床学を真に学問するためには何が必要なのかを、心理職としての使命感と危機感から書き綴った山崎孝明氏。本書が放つ心理業界の「現在」への繊細で建設的なメッセージに共鳴した東畑開人氏。そして今回、『精神分析の歩き方』(金剛出版)から私淑してやまない東浩紀氏が、山崎氏の熱い思いに応えて登壇されます。
心理臨床学を「観光客」東浩紀氏と「村人」東畑開人氏・山崎孝明氏で語り合うことで、本書で示された「心理臨床学の「外部からの更新」」を実装する本イベント。
心の臨床はいかなる思想で営まれているのか、そこにある主体論、他者論を語り尽くします。
どうぞお見逃しなく!
■日時
会場参加及びライブ配信:2024年10月4日(金)19:00-22:00 ※現地開場時間18:30より
Vimeoストリーミング配信(録画):2024年10月11日(金)10:00~11月8日(金)まで
■参加方法:現地参加+ライブ配信+ストリーミング配信(録画)
■参加資格
参加資格は特に設けておりません。『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』およびトークセッションに関心をお持ちの方なら、どなたでもご参加いただけます。
■参加費
①現地参加:4,000円[消費税込]※会場にて書籍販売を行います。/会場参加者はワンドリンク付き
②オンライン視聴:2,500円[消費税込]
③オンライン視聴+『当事者と専門家』1冊:5,900円[消費税込]
■定員
現地参加:60名定員
ライブ配信:定員なし
ストリーミング配信(録画):定員なし
※現地参加は定員60名まで、ライブ配信およびストリーミング配信(録画)は定員を設けておりません。
■参加チケット購入
https://peatix.com/sales/event/4100666/tickets
▼現地参加
チケット購入期限:2024年9月27日(金)10:00まで
※ATM・コンビニ払いの場合、2024年9月26日(木)まで
▼オンライン視聴チケット購入
オンライン視聴 チケット購入期限:2024年11月1日(金)まで
※ATM・コンビニ払いの場合、2024年10月31日(木)まで
※全てのチケットご購入者様は、録画配信をご視聴いただけます。
※トークセッション内容は『当事者と専門家』に基づいており、事前にお持ちいただきご視聴いただくことを推奨いたしますが、必須ではございません。
※「トークセッション+書籍」をお申し込みの方には、お振込確認後、ご指定の宛先に書籍を郵送いたします。書籍の到着まではお時間をいただきます。
■配信の視聴方法
Peatixのイベント視聴ページ内よりvimeoをご覧頂けます。
視聴方法は、Peatixヘルプページの「オンラインイベントに参加する」(下記URL)をご参照下さい。
URL:https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001934587
■キャンセルについて
お申込み後のキャンセル、返金についてはお受けいたしかねますのでご了承ください。
■登壇者略歴
▼東浩紀(ゲンロン/批評家・作家)
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。
著書に『存在論的、郵便的――ジャック・デリダについて』(新潮社、1998年/第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン――オタクから見た日本社会』(講談社、2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、2009年/第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0――ルソー、フロイト、グーグル』(講談社、2011年)、『弱いつながり――検索ワードを探す旅』(幻冬舎、2014年/紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(ゲンロン、初版=2017年・増補版=2023年/第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記――「知の観客」をつくる』(中央公論新社、2020年)、『訂正する力』(朝日新聞出版、2023年)、『訂正可能性の哲学』(ゲンロン、2023年)ほか。
▼東畑開人
1983年東京生まれ。専門は、臨床心理学・精神分析・医療人類学。京都大学教育学部卒業、京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。臨床心理士・公認心理師・博士(教育学)。精神科クリニックでの勤務、十文字学園女子大学で准教授として教鞭をとった後、現在、白金高輪カウンセリングルーム主催。
著書に『野の医者は笑う――心の治療とは何か』(誠信書房、2015年)、『日本のありふれた心理療法――ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』(誠信書房、2017年)、『居るのはつらいよ――ケアとセラピーについての覚書』(医学書院、2019年)、『心はどこへ消えた?』(文藝春秋、2021年)、『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(新潮社、2022年)、『ふつうの相談』(金剛出版、2023年)など。訳書にジェイムス・デイビス『心理療法家の人類学――こころの専門家はいかにして作られるか』(誠信書房、2018年)、ドナルド・ロバートソン『認知行動療法の哲学――ストア派と哲学的治療の系譜』(金剛出版、2022年)。2019年、『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞2020受賞。2024年9月『雨の日の心理学――こころのケアがはじまったら』(KADOKAWA)を上梓。
▼山崎孝明
1985年生まれ。臨床心理士。上智大学総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。現在、こども・思春期メンタルクリニック/市ヶ谷心理相談室 心理士。著書に『精神分析の歩き方』、共著に『精神分析的サポーティブセラピー(POST)入門』(ともに金剛出版)、共訳書に『フロイト技法論集』、『フロイト症例論集2』(ともに岩崎学術出版社)がある。2024年8月『当事者と専門家――心理臨床学を更新する』(金剛出版)を上梓。
■主催:株式会社 金剛出版