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2022.6.23 民謡を旅する Vol.9 海の唄はどこへ

民謡を旅する Vol.9 海の唄はどこへ

唄とともに、もうひとつの日本を探す旅__
添乗員:伊藤多喜雄
同行者:小室等

土地の風土と、人々の人生から生まれてきた唄、民謡。
民謡歌手伊藤多喜雄は、日本各地の民謡を訪ねる旅を続けてきました。
唄から見えてくる地域、時代、人々の姿を小室等とともに語り、時には唄います。
この旅を通して、見落としていたもうひとつの日本を見つけられるかもしれません。

コロナであらゆる音楽ジャンルが追い込まれる今、民謡界もその例外ではありません。
民謡は人びとの暮らしのなかにあるもの。漁師にとってもそうです。しかし東日本大震災以降、何が起きているかといえば、大きな防潮堤ができ、陸から海が見えなくなりました。
海の目の前に住んでいた漁師は高台に移り、潮や風を感じることも少なくなったと聞きます。
そんないま、漁師たちにとって現場の唄はあるのか?
陸で作られたお仕着せの唄になっているのではないだろうか、と多喜雄さんは考えます。
血の中から湧き出る唄が失われていくなか、多喜雄さんは何を唄うのか。是非お出かけください。

■日時:2022年6月23日(木)18:30 open / 19:00 start
■出演:伊藤多喜雄、小室等
■料金:予約 3,000円 / 当日 3,500円(ワンドリンク付)
■予約 電話:03-3227-1445 Mail:za@pole2.co.jp