メニュー 閉じる

2022.5.22「KANGEKI 間隙」vol.19 『距ててて』公開記念 間隙ワークショップ

「KANGEKI 間隙」vol.19
『距ててて』公開記念!間隙ワークショップ開催!

■開催日時:2022年5月22日(日)
15:45開場|16:00開映(20:00終了予定)
■ファシリテーター:点と(加藤紗希、豊島晴香)
■料金:4000円(DVDRつき)
■定員:10

※当イベントでは、新型コロナウィルス感染防止と共に、皆様に少しでも安心してご参加していただけるための環境づくりに努めてまいります。参加される方へのガイドラインをページ下に記しておりますのでお読み下さい。


■予約
氏名、参加日、簡単な参加動機、住所(DVDR発送先)を記入し、kangekispace@gmail.comまでお知らせください。担当・小原(オハラ)より確認の返信をさせていただき、予約完了となります。返信の際に、当日演じていただくシーンの台本をお渡しします。
電話でのお問い合わせ:03-3227-1445(ポレポレ坐)


ワークショップ概要
『距ててて』編集でカットした幻の1シーンの台本を参加者のみなさんに事前にお渡しし、当日演じていただきます。変更点などを話し合いながら何度か演技を重ねていき、最後にそれを撮影したものを間隙のスクリーンで見ます。後日、その演技シーンを『距ててて』第一章に挿入した世界で一枚の映画をDVDRにして参加者に発送します。

「点と」のワークショップを開催します。「点と」は振付師/俳優の加藤紗希さんと、俳優の豊島晴香さんの創作ユニットで、5/14(土)よりポレポレ東中野で上映される長編映画『距ててて』を企画・製作しました。それぞれが監督、脚本、主演を務めた本作は、2人が俳優としての経験を活かし、自分達ならではの映画を作り上げたチャレンジの実践とも言えます。
5月22日のワークショップでは、『距ててて』の編集でカットした幻の1シーンを参加者のみなさんに演じていただきます。変更点などを話し合いながら何度か演技を重ねていき、最後にそれを撮影したものを間隙のスクリーンで見ます。そこで何が生まれるのか、同じシーンがどう変わるのか。
加藤さんと豊島さんが全体のガイドを務めますが、それは2人の頭の中で完成しているイメージに近づけるための作業ではありません。発声の一つ一つ、身体の動き一つ一つによって何かが芽吹く瞬間を、「演じること」を通して一緒に楽しく体験するための試みです。また、他の誰かを演じることで新たな自分とも出会い直していくような、ささやかな開眼の一夜になれば幸いです。
「映画との付き合い方を増やしていくための場所づくり」の間隙らしく、今回の映画体験も開かれた場にしたいと思います。演技経験がない方の参加も大歓迎です。演じることに興味があってもなかなか踏み込めないでいた方にとっての「ハードルの高くない入口(笑)」になれたら、こんなに嬉しいことはありません。参加条件は設けませんが、内容的にも『距ててて』を観てからの方がより楽しんでいただけるのではないかと想像します。
さらになんと、当日撮影した1シーンを『距ててて』第1章に挿入した世界で一枚のDVDRを参加者全員にプレゼント。これはやばい。映画の中を生きてみましょう。 (ポレポレ東中野 小原治)


「点と」より
実は『距ててて』には幻のシーンがあります。シンプルな1シーンでしたが、編集時点でばっさりと落としてしまいました。その時間は観客の皆さんには届きません。でも、今でもそのシーンのことを思うと、映画の外の時間が進んでいるような、なんというか、勝手にあの人たちがふよふよとうろついているような(?)気持ちになります。
自分たちが演じたその1シーンを、「KANGEKI 間隙」vol.19に参加してくださる皆さんと新たな気持ちで作り、全く違う1つの世界を残せたら嬉しいです。さらに、『距ててて』に当日撮影したものを実際の本編に入れてみるというのを「KANGEKI 間隙」主催の小原さんが提案してくれました。これは、どうなるか全く分かりません。
でも、どうなるか分からないことをやってみるのがわたしは大好きなので、ご一緒に楽しんでくださる方、ぜひご参加いただけると嬉しいです。(加藤紗希)

『距ててて』は、俳優それぞれが持っている魅力を起点にして登場人物のキャラクターを考え、そこから物語を構成して脚本にしていきました。こういう作りかたをしているのは、俳優の身体にピッタリ合う役をのびやかに演じてもらうことが映画の中の人物を魅力的にすると信じているからで、その考えは映画が完成した今でも変わらず自分の中にあります。
しかし以前、そうやってつくられた『距ててて』の脚本を全く別の人に演じてもらうという試みをやってみて驚きました。そこには、みたこともない、初めて会う人物が生き生きと存在していたのです。これは発見!
それで私は、いろんな人が『距ててて』の登場人物を演じることで都度立ち上がる「誰か」に会いたくなってしまいました。演技をやったことがなくても、世界でたった一つの身体があれば、そこには唯一無二の人物たちが立ち現れるはずです。
あなたが演じなければ出会えない「その人」と会うのを楽しみにしています!(豊島晴香)


【ワークショップ参加者へのお願い】
・入場口にアルコール消毒液を設置しておりますので、ご利用ください。
・ワークショップ実施中は(撮影時も)マスク着用でお願いします。
・咳や発熱、その他体調に不安のある方はご来場をお控え下さい。
・募集人数が限られているので、予約のうえ不参加となった場合は事前にご連絡下さい。