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2017.8.26 映画一揆外伝 ~破れかぶれ~ 井土紀州最新作『漂着物』上映

映画一揆外伝 ~破れかぶれ~ 井土紀州最新作『漂着物』上映
新作『漂着物』上映決定!お待たせしました! 
『百年の絶唱』『ラザロ』の井土紀州による
スピリチュアル・ムービーズ製作としては8年ぶりの新作がついに完成しました!
なんと新作のコンセプトは近未来、2020年に開催される
東京オリンピック以後の世界が舞台です。
未来から現在へとさかのぼる独自の視点で、人間の愚かさと愛おしさを描きだす本作は、
まさに必見です。また『漂着物』と共に映画一揆外伝では
初の上映となる『泥の惑星』(2010年)を併映します。
これまでのスピリチュアル・ムービーズとは一味も二味も違う、
新たな幕開けを是非ともご覧あれ!
■日時:2017年8月26日(土)
■開場:18:30
■開映:19:00 「漂着物」32分
19:35 トーク 60分
       井土紀州、 細江祐子、本多章一(予定)
20:35 休憩
20:50「泥の惑星」53分
■料金:1,500円(当日券のみ)
■お問い合わせ 090−4395−4852(担当:高橋)
Email: spiritualmovies@hotmail.co.jp
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『漂着物』
出演:細江祐子 本多章一
監督:井土紀州 脚本:小谷香織 井土紀州 撮影:高橋和博 照明:俵謙太
録音:中川究矢 ドローン撮影:上田茂 俗音:近藤崇生 編集:桑原広考
助監督:遠藤晶 題字:翠川英人 プロデューサー:吉岡文平
製作:スピリチュアル・ムービーズ
2017年/日本映画/デジタル/16:9/カラー/ステレオ/32分
○ストーリー
202X年、東京オリンピックの喧騒は過ぎ去り、様々な廃墟と凄まじい量の
廃棄物が残された首都・東京。都心から吐き出された多くのゴミは、
潮の流れに乗って東京湾の片隅に流れ着いていた。
西澤修也は、海辺の廃墟に住みつき、流れ着いたゴミを拾って生計を立てている。
隠遁者のように暮らす修也の生活圏に、一人の女・咲が迷い込んできた。
言葉を交わし、触れ合ううちに、次第に明らかになる二人の過去。
それはのっぴきならぬ事態に二人を追い込んでいくのだった。
監督:井土紀州
(プロフィール)
1968年生まれ。シナリオライター・監督。高校時代からの友人である吉岡文平らと
SPIRITUAL MOVIESを結成し、映画を作り始める。主な監督作に『百年の絶唱』(98)、
『LEFT ALONE』(05)、『ラザロ―LAZARUS―』三部作(07)、『行旅死亡人』(09)、
『彼女について知ることのすべて』(12)など。主な脚本作に『雷魚』(97)、
『HYSTERIC』(00)、『MOON CHILD』(03)、『ニセ札』(09)、『溺れるナイフ』(16)、
『64(ロクヨン)』(16/脚本協力)などがある。
出演:細江祐子
(プロフィール)
2003年 「ばかのハコ船」(山下敦弘監督)でデビュー。以降多くの映像作品に参加。
近年では 「Sweet Sickness」(西村晋也監督) 「知らない町」(大内伸悟監督)など。
本多章一
(プロフィール)
2004年より役者を始める。映画を中心にドラマやTV-CM、雑誌等に出演。
近年の出演映画は、’17年『光』(河瀬直美監督)劇中映画「その砂の行方」、
’16 年『断食芸人』(足立正生監督)『つむぐもの』(犬童一利監督)
『イノセント15』(甲斐博和監督)、’15年『新しき民』など。
現在、KIRINオーストラリア「恵み」の広告に出演中。
漂着物_表面_見本.jpeg
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『泥の惑星』
出演:千葉美紅・上川原睦・小林歩祐樹 
監督:井土紀州 脚本:天願大介 撮影:高橋和博 照明:吉川慎太郎 録音:岩丸恒
装飾:森田博之 音楽:平山準人 整音:福田伸 助監督:川﨑龍太
制作進行:吉川正文・冨永威允 協力プロデューサー:吉岡文平
制作協力:スピリチュアル・ムービーズ プロデューサー:天願大介・加瀬愼一
企画・製作:日本映画学校
2010年/53分/HDV/カラー
○ストーリー
農業高校に通うハルキ達は毎日泥まみれになってレンコンを収穫し、
なんとなく楽しく過ごす日々。
「ずっとこんな感じだったら、それって幸せかな。不満かな」
そんな問いにも答えられないある日、ハルキは天文部の転校生、アキに一目惚れしてしまう。
そうして回り始めたハルキの歯車につれられるようにして、仲間達の歯車もまた回り始める。
一方、校内の植物は原因不明のまま枯れ始め・・・。
「星座を破壊せよ。星と星の間に、新しい一本の線を引け」
彼らに、新しい線は引けるのか。