メニュー 閉じる

2016.8.30 三上敏視のお神楽ナイトvol.26「神楽の舞」

三上敏視のお神楽ナイトvol.26『神楽の舞』
「多様な神楽にある多彩な舞に通底するもの」


神楽の舞は何を表現しているのでしょうか。何のために舞っているのでしょうか。
神楽の大きな要素は呪術です。おそらく表現というより呪法なのでしょう。
古代からの知恵を基に、道教、陰陽道、密教、山岳信仰などから生まれた
修験道の修験者たちがおもに編集してきたのが神楽の舞だと考えられます。
神楽の舞の意味を解読するのは難しいことですが、
今回は多数、多様に存在する神楽に共通する動きを見つけたり、
ユニークな舞などを紹介して、考えるヒントを提供できれば、と思っています。

■日時:2016年8月30日(火)18:00open / 19:00start
■出演:三上敏視(音楽家、神楽・伝承音楽研究家)
■料金:予約2,000円/当日2,300円(+要ワンオーダー)*お食事のメニューがあります。
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)E-mail : event@polepoletimes.jp

☆三上敏視(みかみ としみ)
1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。
93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。
95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。
日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、
その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと
01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。
その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、
09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、
初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。
神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。
映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。
現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を
中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活
動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作
品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
多摩美術大学美術学部非常勤講師。
2006_0503_131448AA.JPG
160830kagura_DM_1-01.gif