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2014.4.25~27.ポレポレ★浮世亭 第一弾「快楽亭ブラック 立てこもり三日間」

東中野に演芸場が御目見えします!ポレポレ★浮世亭 第一弾「快楽亭ブラック 立てこもり三日間」

落語界のペルソナ・ノングラータ 噺家生活四十五年の大ベテラン 快楽亭ブラックが
ゲストを人質にポレポレ坐に籠城!

序夜「正統映画ら落語の夕べ」
■日時:4月25日(金) 18:00 open / 18:30 start
■ゲスト:坂本頼光(活動弁士)
■料金:予約 2,500円 / 当日 3,000円
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Mail:event@polepoletimes.jp
中日「お昼のバレ噺」
■日時:4月26日(土) 12:30 open / 13:00 start
■ゲスト:タカダアキコ(ベリーダンサー)
■料金:予約 2,500円 / 当日 3,000円
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Mail:event@polepoletimes.jp
大団円「お昼の正統古典落語」
■日時:4月27日(日) 12:30 open / 13:00 start
■ゲスト:マグナム小林(ヴァイオリン漫談)
■料金:予約 2,500円 / 当日 3,000円
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Mail:event@polepoletimes.jp
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いよいよ春の訪れを感じる時節となりましたが、皆様におかれましては、如何お過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
この度、我々の映画館ポレポレ東中野の一階にあります、ライヴスペース「space&cafeポレポレ坐」が「ポレポレ浮世亭」を名乗りまして演芸場の御仲間に入れさせていただくこととなりました。
ポレポレ東中野は中野区唯一の映画館として、映倫のしばりを受けずに内外の問題作、話題作を公開してまいりました。その1階のライヴスペースの「space&cafeポレポレ坐」では、「食」、「社会」、「地域」、「政治」、「音楽」、「文化」、「世界」、「芸能」等々様々なテーマのイベントを催して参りました。
その映画館の一階が、今度は「演芸場」を発信します。
どういう訳か、中野区には寄席、演芸場というものが戦前、戦後を通じてなかったようです。それは中野区が大都市、新宿と近い位置にあるので、この地域では成り立たなかったのかもしれません。しかし、我々は東中野という地域性に拘ります。
中央線沿線という文化の薫り高く、そして駅から徒歩1分という利便性。そして隠れた名店の居並ぶ呑み屋街、歓楽街である東中野。演芸場の発生しやすい環境と言えましょう。
第一回は、中野区と御縁の深く、今年芸歴四十五周年を迎える快楽亭ブラック師匠を御招きしての三日間連続独演会です。ブラック師匠と言えば、二〇〇〇年に芸術祭賞を受賞した名人、というのはあくまでもオモテのプロフィールで、その過激な内容の改作、新作で熱狂的なファンを持つカルト落語界の巨匠として知られております。しかし、それもお断りするまでもなく、故立川談志の下で厳しい古典落語の修業を積んでいるからこそできる技、口調の良さもまた魅力なのです。
各日、「映画落語」、「バレ噺(エッチ噺)」、「古典落語」とテーマを決めて、みっちり二席づつお聞きいただく贅沢なプログラムとなっております。
さらに第一回を記念して、大盤振る舞いで優れものゲストを連日お招きします。
序夜(四月二十五日金曜日)は、「正統映画落語の夕べ」。何が正統なのか良くわかりませんが、とにかく映画落語の日です。映画評論家としても熱烈な支持を受けるブラック師匠の御指名により、活動写真弁士、坂本頼光がゲスト。頼光は、何と小沢昭一氏に弟子入り志願したことがあります。その若者の軌道修正を促した(てっとり早く言えば、断った)のが何と現ポレポレ東中野番頭・津島滋人だったのです!津島がいなければ活動弁士、坂本頼光は生まれませんでした。今回はその深い恩義(恨み)から大阪の天満天神繁昌亭出演中のところ、いったん帰京し、また大阪に戻ります。
中日(四月二十六日土曜日)は、「お昼のバレ噺」と題し、ブラック師匠の独壇場のエッチ噺を堪能していただきます。この日はベリーダンサーのタカダアキコをゲストに迎えます。そのセクシーなパフォーマンスを身近で感じていただきます。落語とベリーダンスとは全く関連が御座いませんが、こういう企画、こういう事件が実現するのも「ポレポレ浮世亭」だと自負しております。
大団円(四月二十七日日曜日)ヴァイオリン漫談のマグナム小林。今最も面白いヴァイオリン漫談です(他にいない)。マグナム小林はもともと立川談志門下の噺家でしたが破門されてヴァイオリン漫談家として今では第一人者です。ブラック師匠の弟弟子にあたり、談志師匠から破門されたことも共通します。この日はみっちりと正統古典落語をお聞きいただきます。
ともあれ皆様お誘いあわせの上、ご来場を心よりお待ち申しております。
           二〇一四年三月吉日 ポレポレ 浮世亭
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