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2013.6.21.駅はだれのものか〜上野駅と東京駅〜 森まゆみ×本橋成一トーク

駅はだれのものか 〜上野駅と東京駅〜 森まゆみ×本橋成一トーク
東京駅、上野駅、渋谷駅、下北沢駅…近年あちこちの駅がその姿を変えています。
そんななか新装改訂版が発売された本橋成一写真集『上野駅の幕間』。
そこには北からの終着駅である30年前の上野駅を行き交う、出稼ぎのひと、
人を待つひと、迷子、宴会をはじめるひと、用もないのに集まってくるひと…いろいろなひとが写っています。
人々が交差するさわがしい駅は、思い思いに居心地よく過ごせて集える広場でもありました。
日本中の多くの駅はいま、ただ通り過ぎるだけの空間となり、商業施設であふれています。
今はなき駅の姿を惜しみながら、上野駅や東京駅ほか、東京の歴史的建造物の保全に関わってきた
作家の森まゆみさんと本橋成一の駅をめぐるよもやま話の一夜。
写真集『上野駅の幕間』のスライドも上映いたします。
ぜひお誘い合わせのうえご来場ください!
■日時:2013年6月21日(金)18:30 open /19:00 start
■出演:森まゆみ(作家)×本橋成一(写真家)
■料金:予約 2,000円/当日 2,500円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)
    Mail:event@polepoletimes.jp
森まゆみ
1954年東京生まれ、(早稲田大学政経学部卒、東京大学新聞研究所修了)。
出版社勤務をへて1984年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』通称谷根千を創刊。
町の歴史を掘り起こし、聞き書きで記憶を記録に替える。無秩序な開発に異を唱え、上野の奏楽堂、赤煉瓦の東京駅、その他地区内の民家の保存・活用に尽力。それによってサントリー地域文化賞、日本建築学会文化賞などを受ける。著書に『谷中スケッチブック』『不思議の町根津』『谷根千の冒険』『東京遺産』『鴎外の坂』『即興詩人のイタリア』など。現在は谷根千の四半世紀に集めた資料を『記憶の蔵」として準備する一方、キキガキストとして、また映像による地域の記録を続ける。て学ぶ。3・11の東日本大震災以降、父祖の地である宮城を中心に行ったり来たり、石巻の東京駅の復元用の被災スレートを東北の復興のシンボルとして東京駅で使ってもらうようJR東日本に要望。
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               写真集『上野駅の幕間』より