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2012.6.28.三上敏視のお神楽ナイトVol.12「神楽と能」

三上敏視のお神楽ナイトVol.12「神楽と能」ビデオジョッキー&ミニライブ
神楽と雅楽を混同している人はけっこういるのだが、神楽と能の関
係が深いことを理解している人は意外と少ない。
観阿弥、世阿弥という天才によって芸術にまで高められた猿楽の能
は、将軍や大名など権力者たちに庇護され、
現在は「能楽」という名前になり日本の「伝統芸能」の代表だ。
かたや神楽は「民俗芸能」だが、大成する前の猿楽の能との関係は
深かったし、大成したあとはかなりの影響を受けている。
今回は、神楽の中に見られる「能」のさまざまな姿を紹介したいと
思います。
また今回も最後にミニライブをやりますが、それはテーマとはあま
り関係ないでしょう(笑)。
ビデオだけでも見に来て下さい。(三上敏視))

■日時:2012年6月28日(木)18:30open / 19:30start
■出演:三上敏視
■料金:予約2,000円/当日2,300円(+要ワンオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp


☆三上敏視(みかみとしみ)
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。
1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。
93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。
95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。
日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、
その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと
01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。
その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、
09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、
初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。
神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。
映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。
現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を
中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活
動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作
品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
多摩美術大学美術学部非常勤講師、
同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。
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