三上敏視のお神楽ナイトvol.8
「獅子舞の深さ愉しさ面白さ
〜神楽の中の獅子舞を中心に日本人が大好きな獅子舞を考える〜」
■日時:2011年5月19日(木)18:30open / 19:30start
■料金:2,000円(+要ワンオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp
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中国やインドにルーツがあると考えられている獅子舞は、
奈良時代に伎楽の一部として入ってきたことがわかっている芸能で、
正倉院にも獅子頭が残されていて、日本で最も古く、
その数も多い芸能と言われている。
聖獣、霊獣としてそのチカラが信仰にも取り入れられて、
神楽の一つの分野として「獅子神楽」があり、獅子頭に神を宿して、
姿の見えない神仏が仮の姿を現したとして権現さまと呼ばれたり、
また他の神楽の中の演目にも多く見ることが出来る。
そして神楽以外の祭礼でも獅子舞は人気演目となっていて、
様々なスタイルで存在している。
今回の「お神楽ナイト」では、この獅子舞の演目をいろいろな神楽での
映像を中心に見てもらい、その意味を考えていきたいと思います。(三上敏視)
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三上敏視(みかみとしみ)
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。
1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。
93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。
95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。
日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、
その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと
01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。
その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、
09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、
初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。
神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。
映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。
現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を
中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活
動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作
品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
多摩美術大学美術学部非常勤講師、
同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。