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2011.10.21.徹の部屋vol.16 ツアー大千秋楽!ポレポレ大団円 こいつぁめでたい

徹の部屋vol.16 ツアー大千秋楽!ポレポレ大団円 こいつぁめでたい
■日時:2011年10月21日(金)19:00open/19:30start
■出演:ミッシェル・ドネダ(ソプラノサックス)、ル・カン・ニン(パーカッション)
    齋藤徹(コントラバス)、工藤丈輝(ダンス)、上村なおか(ダンス)
■料金:予約3,500円 / 当日4,000円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp
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何かを「発見」した時って、かならず「驚き」がありますよね。想定外の驚き。
その瞬間は、自分だけでなく自分以外の人も同じように感じるのだと思います。
あっ!今この人は発見したな、ってわかります。英語で発見=discoverは、
カバーをはぎ取ること。思っても見なかったものがカバーの下に隠れているものです。
「即興」のおもしろさって、簡単に言えばそういう共有体験かも知れません。
相手はお客様でもあるし、自然でもあるし、その空間でもあるし、
自分自身でもあります。
そんなことを夢見ている3人のツアーが10月3日から始まって、
(予定通りすすんでいれば)21日ポレポレ坐で千秋楽を迎えます。
その間、ユニークな老若男女のゲストと観客のみなさまと「驚き」を
共有して来たことと確信的に想像しています。
ツアーと言っているのですからこれは「旅」です。旅の終わりは、かならず、
旅の始まりです。1つの旅の間で出会った人・物・自然が曼荼羅のように繋がり、
次の旅の始まりを作ってくれるのだと思います。
2011年大変なことが起こったこの日本でのツアーが孕んだもの、育んだもの、
それをしっかりと見届けることがこの先の自分をきめるのだと思います。
私のホームグラウンド・ポレポレ坐での千秋楽、かならずやそういう場に
なることでしょう。こいつぁめでていぜぃ!
この場を共有したい気持ちが一杯であふれそうです。是非、ご一緒に。(齋藤徹)
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ミッシェル・ドネダ(ソプラノ・サックス)
1954年フランス南西部生まれ。1980年よりインプロビゼーションを始める。
演奏と同時にIREA(Institute Research and Exchange between arts of improvisation )
の創立,フリブストの創立に関わる。多くのアーティストとの出会いの中で、独自のアプローチを開拓している。ル・カン・ニン、ドーニク・ラズロ、ベニアト・アチアリ、マーチン・アルテンバーガー、バール・フィリップス、ポール・ロジャーズ、齋藤徹、沢井一恵とレギュラーに演奏を続ける。世界中のインプロビゼーションシーンとの関わりを深め、ヨーロッパ各国の他にもアフリカ、アジア、日本、アメリカ、カナダ、南米、ロシアへツアーを行っている。
ル・カン・ニン(パーカッション)
1961年パリ生まれ。ヴェトナム系フランス人。5歳でピアノを始め、10代で打楽器を始める。ヴェルサイユのコンセルバトワールでシルビオ・ガルダのクラスに入学。最優秀で卒業。ドーニク・ラズロ、ミッシェル・ドネダとの出会いよりインプロビゼーションの世界に入る。1986年からカルテット・エリオスの創立メンバーとしてジョン・ケージ、ジョージ・アルペギス作品を演奏・録音。1992年フリブスト(他のジャンルのインプロバイザーとの交流を目指す)の創立メンバーとなる。マーティン・アルテンバーガー(チェロ)と現代音楽作品演奏と即興演奏を行うアンサンブル・イアタスを始め、ヴィンゴ・グロボカールの作品を委嘱・初演。現代音楽、ダンス、詩、映像、写真とも共演を続け、参加CDは40枚を超える。
齋藤徹(コントラバス)
1955年東京生まれ舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパとアジア、日本をつなぐ「ユーラシアン・エコーズ」マレーと琉球、韓国、日本海側をつなぐ「オンバク・ヒタム」企画を続ける。上智大学非常勤講師。ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。音楽フェスティバルの他に、コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。新たなコントラバス音楽のための作曲・演奏・ワークショップを行う。自主レーベルTravessia主宰。 
工藤丈輝 (くどうたけてる)
1967年東京生まれ。慶大仏文科卒。在学中より演劇、ダンス、日舞を学ぶが、1989年、舞踏との出会いが以後の進路を決定付ける。玉野黄市、和栗由紀夫作品に出演ののち、1992年よりソロ活動を開始。1995?1998年山海塾に参加。1997年には自らの集団「東京戯園館」を設立。さまざまな分野のアーティスト、カンパニーと関わりつつ、ソロをメインに世界各所で持続的に公演を行っている。
上村なおか(うえむらなおか)ダンサー・振付家
石川県金沢市生まれ。5歳よりバレエのレッスンを始める。お茶の水女子大学舞踊教育学科(現 芸術・表現行動学科)卒業。木佐貫邦子にダンスを、笠井叡にダンスとオイリュトミーを師事し、作品にも多く出演。’95年より自作のソロダンスを開始し、国内外で発表。近年ではソロダンスの他に、様々なジャンルのアーティストとの恊働、振付や演出、ワークショップも積極的に行い、身体の発見と冒険をキーワードに活動中。’02年度文化庁新進芸術家国内研修制度研修員。第36回舞踊批評家協会新人賞受賞。桜美林大学総合文化学郡などで講師を務める。
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