メニュー 閉じる

2010.3.14 ドキュメンタリー「宮下公園」上映&トーク

ドキュメンタリー「宮下公園」から世界を見つめる
    〜上映&スピーキングツアー2010〜
第1弾 貧困と排除〜アートが野宿者の居場所を奪う!?

渋谷駅に一番近い公園「宮下公園」ーー。 この公園が4月から
「宮下ナイキパーク」となり、スポーツ公園に前面改修される。
OurPlanetTVは5ヶ月間かけて、この背景を徹底取材し、
民主的な手続きを経ずに、渋谷区とナイキジャパンの癒着に
よって計画が進められていた事実を突き止めました。
作品を多くの人に見ていただき、この問題について議論したいと
4回にわたる上映会を企画しました。
公園とは何かーー。民主主義とは何かーー。公共性とは何かーー。
作品の中に登場している人を囲みながら、今、日本に起きて
いる課題を、この小さな公園を通して考えたいと思います。

■日時:3月14日(日)13時〜17時 ※開場12時半
■モデレーター:五野井郁夫(日本学術振興会特別研究員、政治学者)
■ゲスト:黒岩大助(渋谷・野宿者の生活と居住権をかちとる自由連合)
     岡部明子(千葉大学准教授、建築家)
     小川てつオ(246表現者会議発起人、アーティスト)
■特別ゲスト:本橋成一(写真家、ドキュメンタリー映画監督)
■資料代:1000円
■お申込み
 席に限りがありますので
(1)参加を希望する日にち
(2)お名前
(3)所属
(4)連絡先を以下にお申し込みください
 Fax:03-3296-2730  info@ourplanet-tv.org
■この上映会は4回シリーズの第1弾です。
 他の回は別会場で行われます。詳細は以下のページにアクセスして下さい。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/412

近年、ますます貧困は広がり、野宿者を街で見かけることも少なくない。
そんな彼らの居場所は公園や公道だ。しかし彼らへの理解者はわずかで
あり、ここ数年は唯一残された空間からも排除される傾向にある。
最近、その名目にアートが利用されだしている。果たして、公共の場
とはなんなのか?公園に行き着いた生活者が暮らし続ける権利はないのか?