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2020.2.29 【完売】「KANGEKI 間隙」vol.5 田村将章監督『そんなこと考えるの馬鹿』

本イベントは予約にて全席完売となりました。
当日券の販売はございません。ご了承下さい。
なお、3月1日(日)に追加上映を行います。詳しくは以下をご確認ください。

2020.3.1〈追加上映〉「KANGEKI 間隙」vol.5 田村将章監督『そんなこと考えるの馬鹿』

 

「KANGEKI 間隙」vol.5
田村将章監督『そんなこと考えるの馬鹿』上映決定!

この度、小原治さんが主宰する「KANGEKI 間隙」の第五弾で上映していただけることになりました。昨年のぴあフィルムフェスティバルで初めて小原さんにお会いしたとき、この『そんなこと考えるの馬鹿』という映画について、あらゆる観点からの感想を熱のこもった語り口でお話していただき、とても嬉しかったことを覚えています。そのときにチラッと「KANGEKI 間隙」の企画についても聞かせてくださいました。本当に感激(!)でした。
ダジャレはさておき、この映画を作ったきっかけについて少しお話しします。「透明人間のおばあちゃん」という設定は、ある小津安二郎の映画を観ていたときに思いつきました。小津の映画で頻出する「誰もいない廊下」というイメージが、僕には透明人間の登場人物がその廊下を歩いているように見えてしまったのです。人物が画面に写っていないときの方が、写っているときよりも遥かに、正体不明の何らかの存在感を感じさせてしまう……。このショットの力は何なのだろうかと考えてしまいました。小津の作品だけでなく、僕の理想的な映画とは、こういった「気配」としか言いようのない得体のしれない存在のパワーを感じ取ってしまうもののことです。
その理想に少しでも近づくことができればという思いのもと、出来るかぎり頑張って作ったのが、この『そんなこと考えるの馬鹿』です。どうかご覧いただければ嬉しいです。(田村将章)

 

<コメント>
映画の奇跡がみなぎるオープニングから心惹かれて、感嘆のため息を漏らしたけれどすぐに息を殺した。このみずみずしくて禍々しい、いとこ同士を見ているには自分も透明に近づかなければいけない。誰かはわからないけど、誰にも見つからないように体を小さくして見守った。
そうしていたら、最低最悪で残酷な、しかしあまりにも美しいラスト!田村くんひどいです!
だからこそ、この映画が大好きです。
山中瑶子(映画監督)

切なく、シュールで、青くさく。
若い時にしか撮れない、素敵な秀作だと思いました。
こういうのは、かなり好きです。
七里圭(映画監督)

 

「KANGEKI 間隙」vol.5
■上映作品:『そんなこと考えるの馬鹿』
■開催日時:2020年2月29日(土)18:40開場|19:00開映(20:15終了予定)
■ゲスト:田村将章(本作監督)、清水啓吾(本作主演)、山中瑶子(映画監督)
※本イベントは予約にて全席完売となりました。 当日券の販売はございません。ご了承下さい。
なお、3月1日(日)に追加上映を行います。詳しくは以下をご確認ください。

http://pole2za.com/event/2020-3-1.html

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『そんなこと考えるの馬鹿』
2019年|45分
ある年の夏休み。夏子は数日だけ故郷に戻り、幼なじみで従兄妹の秋生と再会する。かつて共に過ごした時間を懐かしむ2人。秋生の家に着くと、そこには昔と変わらぬ姿のおばあちゃんがいた。夏子はそのとき、ここに帰ってくるまで忘れかけていたことを思い出す。
そ う か 、秋 生 の お ば あ ち ゃ ん は 透 明 人 間 だ っ た ―――。
誰にも告げることなく毎日家を出ていくおばあちゃんの捜索、次第に疲れていく2人。そしてある時、夏子は初めておばあちゃんの姿を目の当たりにする……。
昨年のPFFアワード2019および第11回下北沢映画祭のコンペティション部門にノミネート。

出演:遠塚比奈(劇団ケッペキ)|清水啓吾(PFFアワード2019審査員特別賞『きえてたまるか』監督)|金子由里奈(PFFアワード2019『散歩する植物』監督、MOOSIC LAB 2019長編グランプリ『眠る虫』監督、『21世紀の女の子』「projection」監督)

監督・脚本・編集:田村将章|プロデューサー・美術・衣裳・題字・予告:小林李緒|撮影:金堂公亮|照明:金子裕貴|録音:中山渉|助監督:阿部真佑|音楽:バカがミタカッタ世界。|撮影助手:赤尾香摘|照明助手:柳井・TAMANEGI・海克|録音助手:さかた|美術助手:薄木里奈|制作:野口玲|特殊視覚効果:青井・F・泰輔