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2019.10.4-5 柳沢茂樹『ひとりで公演1』

柳沢茂樹『ひとりで公演1』

【日時】
10月4日(金)19:00
10月5日(土)18:00、20:30 ※開場は開演の30分前

【出演】
柳沢茂樹

【演目】
▼『婚活パーティーにて』
作・演出 田川啓介(水素74%)
▼『ラッコ(仮)』
作・演出 鳥山フキ(ワワフラミンゴ)
▼『オータム』
構成・演出 橋本清(ブルーノプロデュース)

【料金】
前売り・当日とも2500円(ワンドリンク付・アルコール類有り)

【上演時間】約70分

【チケット予約】
下記 URLより入力し、チケットをお申し込みください。
http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=4905d1c69a

【問合せ】
mail:hitoridekoen@gmail.com
Tel:090-2003-2418(山村)

Twitter→@yamagimuwa
web:shigekiyanagisawa.jimdo.com

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「この公演のこと」

こんにちは。柳沢茂樹と申します。
出演者が私ひとり、という舞台を作りたくて、この公演を企画しました。
普段からひとりが好きだし、人と会うときもせいぜい二、三人がいいし、気負わずに気軽に演劇を作ろうと思ったら、自然とこうなりました。

日本の俳優ってそもそもは芸人だと考えていて、それはいわゆる今でいうお笑い芸人さんのような芸人ではなくて、もっと土着的な、無きものを売り歩くような、お客さんも同情、あわれみ、助けあい、などを少し含んだ、言ってしまえば少しだけ騙されてあげる、というような、叩き売りや占いや見世物や猿回しのような。その無きものの出来が良ければ褒められ金になって、ものによっては芸術になったり文化になったりそんなものだと思います。
そんな気持ちでいるので、私がやるこれを、ひとり芝居というのは少し違うかなと思い、ひとりで公演と名乗り、何が出るかわからない、気取らないで気軽に楽しめる、祭りの出し物のようなものになればいいなと思っています。そういう意味でも、いろんなイベント、展示、上映などをおこなっているポレポレ坐が最適だと思い、ここでの公演を決めました。

今回は三作品を、この公演のために作って上演します。
参加してくれた作家さんは、私がいま、本当に面白いと思う三人です。
田川さんはここ数年何度も作品に参加させてもらっていて、圧倒的に面白い会話劇を書く人です。鳥山さんも何度もいっしょに作品を作っていて、私が面白いと思うものをわかってくれて、何倍にも活かしてくれます。この二人に関しては、公演をやろうと思った時から絶対外せないと思っていて、橋本さんは今回初めてですが、緻密だけど強い演出をする人だなあと作品を拝見して、いつかご一緒したいと思っていました。

二日間で、三回上演します。
アルコールも有りますので、どうぞお越しください。お待ちしております。

柳沢茂樹

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【プロフィール】

柳沢茂樹
1976年長野県生まれ。1999年、劇作家の平田オリザ氏に師事、俳優を始める。『息衝く』(木村文洋監督)、『サイモン&タダタカシ』(小田学監督)、『知らない町』(大内伸悟監督)、『CUT』(アミール・ ナデリ監督)、『横道世之介』(沖田修一監督)などの映画出演のほか、近年は、水素74%、ワワフラミンゴなど、 演劇作品への出演も多い。

田川啓介
劇作家・演出家。水素74%の名で演劇作品を発表している。
他人を顧みず、自己の利益だけを考えて自己保身に走ったり、他人に罪をなすりつけたりしようとする人々の醜態を笑いと悪意を交えて描く。

鳥山フキ
東京都出身。劇作家・演出家・ワワフラミンゴ主宰。不思議で楽しい作風。視力が衰えている。喫茶店で頼むものはピラフ。杉作J太郎ファン。
柳沢さんには2014年『夢十夜を遊ぶ夜』以来たびたび出演を依頼。フラットな表現力に信頼を置いている。

橋本清
1988年ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。東京都在住。演出家/俳優。個人の演劇ユニットである「ブルーノプロデュース」主宰。俳優たちへのインタビューをもとに、断片的な日常のエピソードを組み合わせ、記憶の持つ瞬間的な鮮やかさと儚さを舞台空間にまとめ上げる演出が特徴的。《リアル》と《メモリアル》について考えながら、フィクション&ノンフィクション/ミスター&チルドレンのジャンクションに立つ!