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2013.8.3.「愛のゆくえ(仮)」連続上映Vol.4 ×「闇打つ心臓(1982年8mm版)」

「愛のゆくえ(仮)」連続上映@Space&Cafe ポレポレ坐
Vol.4「愛のゆくえ(仮)」×「闇打つ心臓(1982年8mm版)」

2012年12月からポレポレ東中野にて公開された映画「愛のゆくえ(仮)」
第25回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門などでも上映され話題を集める。
場所をポレポレ坐にうつし、他作品との上映、トークイベントなど様々な形で年内、連続上映していく。
Vol.1 木村文洋監督前作「へばの」。vol.2山戸結希監督「あの娘が海辺で踊ってる(完全版)」。
Vol.3島田隆一監督「ドコニモイケナイ」。Vol.4の今回は「8月のクリスマス」(2005)や「西の魔女が死んだ」(2008)
などで知られる長崎俊一監督の1982年に製作された「闇打つ心臓 (1982年8mm版)」とのカップリング上映。
「闇打つ心臓(1982年8mm版)」は逃亡劇、男女ふたり、アパートの一室。「愛のゆくえ(仮)」と設定が似ていることもあり、
撮影前にもう一度観返した作品。数あるインディーズ・ムービーの中でも伝説的な傑作!
■日時:2013年8月3日(土)
 開場:18:00
 開映:第一部18:30 「闇打つ心臓 (1982年8mm版)」※上映はDVDでの上映になります。
 第二部20:00 「愛のゆくえ(仮)」
■料金:予約1,500円/当日1,800円(第二部のみ参加の方は一律1,000円19:45から受付 ※第二部のみのご予約はありません。)
■予約:090−4395-4852(担当:高橋)Email : aikarimovie@yahoo.co.jp
*「愛のゆくえ(仮)」ブログ→http://aikari.exblog.jp/
<<闇打つ心臓(1982年8mm版) 監督:長崎俊一 >>
冒頭とラストの数分を除いてカメラが室内から出ず、ほとんどが主演二人の芝居のみで構成された密室劇である。カメラに向かい過去を語らせ、男女のセリフを入れ替え、物語に直接関係のない人物のコメントを挿入する、など実験的な試みでドラマが構築され、スリリングで濃密な劇的空間が創出される。イギリスの映画評論家トニー・レインズ氏が80年代の日本映画を代表する傑作と絶賛した8mm自主映画である。1984年度ロンドン映画祭・エジンバラ映画祭招待作品
〈あらすじ〉
自分たちの赤ん坊を殺して逃げる若い男・リンゴォ(内藤剛志)と女・伊奈子(室井滋)。友人の島本(諏訪太朗)の斡旋で空きアパートの一室に転がり込んだ2人だが、犯してしまった過ちに苦しみ、もがき、精神的に追い詰められてゆく・・・。二人は、子供を殺した苦しみから逃れるよう、狭く、暗いアパートの一室で互いを求め、慰めあう。それぞれの過去が語られ、部屋の時間は次第に淀みはじめる…。
出演:内藤剛志/室井滋/諏訪太朗
脚本・監督:長崎俊一/撮影:武藤起一/助監督:諏訪敦彦/撮影助手:川崎欣也、国松達也 音楽:大友良英 歌:原みどり・浜田真理子
(1982年/8mm/カラー/75分)
*2005年に大友良英の音楽でミックスされたバージョンでの上映となります。
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