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2013.2.26.エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ 2「アフリカの音楽と芸能」

20世紀の映像百科事典
エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ(ECフィルム)を見る
連続上映会2「アフリカの音楽と芸能」
本上映会シリーズは、20世紀を代表するこの壮大な映像アーカイブを今に生きる私たちの目線で読み直し、
虫干しして、多彩な分野の人々との対話を通して新しい息吹をふき込む試みである。
これらの映像の中に、私達の未来に必要な宝物を見つけられるかもしれない。

■日時:2013年2月26日(火)18:30 open/19:00 start
■ゲスト:川瀬慈 (映像人類学、国立民族学博物館)、北中正和(音楽評論家)、石倉敏明(芸術人類学、明治大学野生の科学研究所)
■料金:予約1,000円/当日1,500円(+要ワンドリンクオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email :event@polepoletimes.jp
■共催:公益財団法人 下中記念財団(平凡社の創立者下中弥三郎を記念し、教育・出版に関する助成を実施)、ポレポレタイムス社
■企画:第1回EC上映班/下中菜穂(暮らしの自由研究室)、丹羽朋子(FENICS)、ポレポレタイムス社 
■協力:川瀬慈(国立民族学博物館)、岡田一男(東京シネマ新社)
■ドイツ語翻訳 :コールハーゼ顕、星川真樹
「アフリカの音楽と芸能」
ECフィルムには、世界各地の音楽や芸能の記録が豊富にある。その中でも特に、アフリカの伝統音楽の記録は、
人間の音楽行為の多様性、可能性を示し、西洋近代的な音楽の認識の在り方を問い直させる貴重な資料である。
ECの記録対象となったアフリカの音楽の多くが今日、消滅ないしは、大きな変容の過程にあることを踏まえると、
これらのフィルムの重要性は、今後ますます高まってくるであろう。今回は、ECフィルムのアプローチとの比較の観点から、
日本の気鋭の映像人類学者2人川瀬慈と分藤大翼によるアフリカの音楽、芸能の映像作品(エチオピアの吟遊詩人のパフォーマンス、
カメルーンBakaピグミーの音世界)を上映する。ゲストに川瀬、音楽評論家の北中正和、人類学・神話学者の石倉敏明を迎え、
アフリカ音楽の記録に対する様々なアプローチ、そしてアフリカ音楽のかぎりない創造性について語り合う。
〈上映プログラム〉
・バウレ族(西アフリカ 象牙海岸) 楽弓の演奏/1968年/4’30”
・ダン族(西アフリカ 象牙海岸)軍楽オーケストラ”トゥル”/1968年/6’30”
・エウェ族 (西アフリカ ダホメ) アボメーの宮廷の王妃たちの踊/1958年/5’30”
・トランスダンスを伴う病気治療 グ/ウィ – カラハリ砂漠 その2/1976年/9’00”
民族名、撮影地名には、現在では用いられない名称がございますが、製作当時の表記を尊重しました。
〈特別上映〉
分藤大翼作品(カメルーン、バカ・ピグミー、作品集「森の音」より)
・イェリ
・水太鼓
川瀬慈作品(エチオピアの吟遊詩人)
・ラリベロッチ‐終わりなき祝福を生きる
・ドゥドゥイエ
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〈次回予告〉連続上映会3「かご編み」
■2013年3月22日(金)18:30開場/19:00開演
■ゲスト:本間一恵(バスケタリー作家)、中川重年
■料金:予約:1,000円/当日:1,500円(+要ワンドリンクオーダー)