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2011.8.25.三上敏視のお神楽ナイトVol.9 “神楽の音楽とハワイの音楽”

三上敏視のお神楽ナイトVol.9 “神楽の音楽とハワイの音楽” 
ビデオジョッキー、トーク、ミニライブ

■日時:2011年8月25日(木)18:30open / 19:30start
■料金:予約2,300円/当日2,500円(+要ワンオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

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日本で大人気のハワイのフラは、もともと神楽と同じように神と交
流する神事の要素が強いものでした。
フラそのものは神楽とは全然違うものになっていますが、
根底には 共通のアニミズム、シャーマニズムがあるでしょう。
今回は、ハワイアンミュージックの日本での第一人者で、
ハワイ音 楽の研究者でもあり、サンディーやKONISHIKIにとって大切な
音楽パートナーである、山内”アラニ”雄喜さんをゲス
トにお招きして、日本の神楽の映像を見ながらハワイと日本のルー
ツミュージックの話などをしてみたいと思います。
実は三上はアラニさんとは30年以上前からのお付き合いなんです。
そんな関係でなんとミニライブも実現!!
ハワイアンスラッキーギターと神楽の太鼓の初共演も試みます。
和太鼓じゃないですので念のため(笑)
三上敏視

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☆山内”アラニ”雄喜(やまうちあらにゆうき)
1948年、東京生まれ。
少年時代にハワイ音楽に興味を持ち、15歳の時よりスティール・ギターを始める。
大学在学中は大学のハワイアン・クラブでスティール・ギターを弾く。
ハワインの中でも、とくにスラック・キー・ギターの素朴な味わいに惹かれ、
この奏法に独学で挑戦。大学卒業後、ハワイに渡り、レイ・カーネ氏に師事する。
カーネ氏の他、ギャビー・パヒヌイやサニー・チリンワースとの共演もある。
帰国後は実家の家業であるこんにゃく屋を継ぐかたわら、
1975年にパイナップル・シュガーを結成。1977年、日本人として初めてハワイ放送
のラジオ・KCCNのプログラム”Honolulu Skylark”に出演し、演奏する。
1978年には「パイナップル・シュガー・ハワイン・バンドVol.1」をリリースし、
本格的なスラック・キースタイルを紹介した。また同年、本邦初のスラック・キー・
ギターの教則本「ギター変則チューニング奏法」を出版。
1979年にポリドールよりLP「虹のアロハ・スピリット」をリリース。
以後も地道な活動を続け、1996年には師匠であるレイ・カーネと共に、
東京でステージに立った。真のアロハ・スピリットを追求しながら、ライブ活動や、
コンサート活動を続けている。 また、サンディーやネーネーズ、島幸子のアルバム
にも参加、レコード解説等の執筆もおこなっており、
現在ギャビー・パヒヌイの伝記を執筆中だとか。
ハワイ音楽に関する世界的なコレクターの一人でもある。
☆三上敏視(みかみとしみ)
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。
1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。
93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。
95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。
日本のルーツミュージックとネイティブカルチャーを探していて里神楽に出会い、
その多彩さと深さに衝撃を受け、これを広く知ってもらいたいと
01年9月に別冊太陽『お神楽』としてまとめる。
その後も辺境の神楽を中心にフィールドワークを続け、
09年10月に単行本『神楽と出会う本』(アルテスパブリッシング)を出版、
初の神楽ガイドブックとして各方面から注目を集める。
神楽の国内外公演のコーディネイトも多い。
映像を使って神楽を紹介する「神楽ビデオジョッキー」の活動も全国各地で行っている。
現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を
中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉納演奏からソロ、ユニット活
動まで多岐にわたる。また気功音楽家として『気舞』『香功』などの作
品もあり、気功・ヨガ愛好者にBGMとしてひろく使われている。
多摩美術大学美術学部非常勤講師、
同大芸術人類学研究所(中沢新一所長)特別研究員。