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2010.12.22 徹の部屋vol.11 「浸水の森」

徹の部屋vol.11 「浸水の森」
喜多直毅(ヴァイオリン)×佐藤芳明(アコーディオン)
×小林裕児(絵画)×齋藤徹(作曲・コントラバス)

■日時:2010年12月22日(水)18:30open / 19:30start
■料金:予約3,000円 / 当日3,500円(+要ワンオーダー)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

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大好評だった「浸水の森」の音楽(小林裕児委嘱・9月7日@ギャラリー椿)を再演します。
大作「浸水の森」から得たインスピレーションを元に9曲ができあがりました。
アンゲロプロスのギリシャ風だったり、トニー・ガトリフのロマ風だったり、
馬頭琴風だったり、不思議だらけだったり、踊るっきゃない音楽だったりです。
当日は、「浸水の森」も飾ることに決定!!
今の音楽状況を事実上、引っ張り、刺激を与え、発展させている
喜多直毅(バイオリン)佐藤芳明(アコーディオン)の参加は不可欠です。
クラシック、タンゴ、ロマ、アラブ、即興を弾き、
ダンスや演劇のような奏法をする直毅さんは、
ひょっとするとバイオリン史のど真ん中を体現しているのかもしれません。
日本ではあまり意識されていませんが、ヨーロッパ・アジア(ユーラシア)、
中南米で人々に広く深く愛され続けているアコーディオンで、
「今・ここ」から、さらに「過去・あそこ」
そして「未来・向こう」の音を出しているのが芳明さんです。
年末の東中野から、どこまでも旅をしましょう。(齋藤徹)
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001.jpg

喜多直毅(ヴァイオリン)
1972年岩手県盛岡市出身。
国立音楽大学にてヴァイオリンを専攻した後、英国で作編曲を、
アルゼンチンでタンゴ奏法を学ぶ。
1999年に演奏家としての本格的な音楽活動をスタートして以来、
フィールドを超えて多くの演奏家やパフォーマーと共演を重ねている。
現在、自身のリーダーセッションではオリジナル楽曲や即興音楽を中心に演奏。
佐藤芳明(アコーディオン)
国立音楽大学在学中に独学でアコーディオンを始める。
1995年~96年、パリの C.I.M.Ecole de Jazz に留学、
アコーディオニスト・Daniel Milleに師事。
ライブ、レコーディング、舞台音楽など、様々な現場で数多くの仕事をこなし、
国内外を問わず、ジャンルを越えた幅広い活動を展開。
既存のアコーディオンのイメージにとらわれない独自のサウンドを目指す。
小林裕児(絵画)
東京芸術大学油絵科、同大学院修士課程修了。84年春陽展新人賞、
87年第64回春陽展賞受賞、89年、ベルリンの壁崩壊の年、
それまでの精緻な技法の作風を捨て、古樹やアジア原産の素材に
直接ドローイングするような大胆でプリミティブな手法に転換。
96年第39回安井賞受賞。画家としての評価を不動のものとする。
齋藤徹とは、ジャン・サスポータス、岩下徹、ミッシェル・ドネダ、
上村なおか、バール・フィリップスらをゲストとして共演を重ねている。
2008年絵画「朱い場所」を題材にして作曲・演奏された齋藤徹の同名CD制作。
齋藤徹(作曲・コントラバス)
舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・
現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・
韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど様々なジャンルと積極的に交流。
ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。
コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。
コントラバス音楽のための作曲・演奏・ワークショップを行う。
自主レーベルTravessia主宰。